M&A決定に際しての注意点

会社ごと買い取るのか、事業のみ引き継ぐのか

M&Aとは企業の合併買収を意味しており、広い範囲での意味も含めるなら提携する場合もM&Aという場合もあります。
そんなM&Aを決定する際の最大の注意点としては、まずどこまで相手の会社を合併したり買収するのか検討しなければいけないというところです。単純に合併買収するにしても会社ごと買い取るのであればその規模は大きくなりますし、買い取った後の会社をどのようにしていくのか考えなければいけません。自社を大きくできるというメリットの反面リスクも大きいので、自社が会社ごと買い取れないと判断すれば事業のみを引き継ぐという方法もあります。
このようにリスクも考えなければいけないので、どちらを選択するのか事前に決定しておく必要があるのです。

赤字会社の買収の際に注意しなければいけないこと

M&Aは様々な会社を合併買収するため、中には赤字会社を買収するような形になるケースも多いです。このような赤字会社を買収する時に注意しなければいけないのが、繰越欠損金を使う場合です。
実は赤字の会社を買収する際に繰越欠損金を使った資金繰りを考えているケースも少なくはないのですが、社員の人材流出によって損をしてしまう可能性があるのです。繰越欠損金は社員の20パーセントが退職してしまうと消滅してしまうため、社員の流出などがみられる場合は別の方法を検討する必要も出てきます。
この場合であれば株の売買よりも事業譲渡などの方が有利になることもあるので、買収する際にはどのような形で資金繰りをするのか考えておくのが重要です。

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